インターネットで情報発信をする。
または、ブログでアフィリエイトをする。
いずれにしてもライティングスキルが必要になります。
私も超初心者。皆様と共に成長したいと思い、
このブログを書き始めました。
もくじ
第1章 ライティングの準備
1・誰に伝えるのか
2・何を伝えるのか
3・文章の7割は構成で決まる
第2章 相手に伝わる文章構成
1・説明技術の基礎
2・マニュアル構成は階段式で
3・文章構成技法
①ゴールデンサークル
②PREP法
③SDS法
④PPCの法則
⑤PASPNAの法則
⑥成功ストーリー
⑦認知的不協和
第1章 ライティングの準備
1 誰に伝えるのかターゲットを定める
インターネットで情報発信をするとなると、必ず読者がいます。
誰かが読むことを前提に、または
誰かに読んで欲しくて記事を書きますよね。
そこでまずは、「誰に向けて書くのか」
つまりターゲットを明確にすることが大事です。
なぜなら、対象者によってテーマや、
内容、言葉選びが変わってくるからです。
例えば、このブログの場合、
「ブログを始めたいなー
でも書き方が分からないなあ」
という初心者の方を対象としています。
いきなり
「ライティング次第でLPのCVRが大きく変化します」と言われても
「?????」ですよね。
2 何を伝えるのか?テーマを絞り込む
つまり、文章のテーマです。
テーマが曖昧だと話の方向性が定まらず、
結局、何が言いたいのか分からなくなってしまします。
1コンテンツ1テーマです。
コンテンツとは、わかりやすく例を挙げると
・ブログ1記事
・メルマガ1記事
・YouTubeの1動画
です。
テーマがコロコロ変わる話は、一体なんの話なのか分からなくなります。
「ドラゴンボール」は「ドラゴンボールを7個集める話」だったはず。ですが、途中から何の話なのか、どこに向かっているのか。分からなくなった人は多かったと思います。
ですが、「鬼滅の刃」は最後まで、妹、禰󠄀豆子を人間に戻す話で話の軸がブレませんでしたよね。
3 文章の7割は構成で決まる
「誰に?何を?」を明確にしたら
次は、「どのように?」です。
つまり、文章の構成を考えます。
ブログでしたら、
「記事タイトル」「見出し」「記事」
セールスレターなら
「問題提起」「共感」「解決法」「オファー」「特典」「クロージング」
のような流れを決めて各パート毎に書くと良いかもしれません。
このように先に構成を決めておくと
あとは書くだけになります。
第2章 相手に伝わる文章構成
1・説明技術の基礎
話の順番や説明の順番は「大」→「小」へとしていきます。
まず、全体像や概念を説明し、それからより具体的にな話をしていくのです。
例えば、サッカーのルールの説明をするとします。
いきなりオフサイドのルールを説明されても理解できないですよね。
まず、大きな話。「ボールを足で蹴って、ゴールの中に入れたら点が入ります。
人数は11人でキーパーだけが手を使えます。」
まずは、この辺りから説明しませんか?
文章も同じです。特に説明文では大きな話から、より具体的な話へと移行していきます。
2・マニュアル構成は階段式
ノウハウやHow toを説明する場合は、
使用する順番に沿って構成を組み立てると分かりやすくなります。
例えば、X(旧Twittwe)の使い方を説明するのでしたら、
①X(旧Twitter)とは
②アプリのダウンロード方法
③プロフィールの書き
④ツイートの仕方
⑤気になる人をフォローする
⑥「いいね」や「リツイート」仕方
のような感じになると思います。
多少、人によって順序の違いはあると思いますけどね。
3・文章構成技法
人に伝わる、読みやすい文章構成には7パターンあります。
ではその7パターンを紹介していきます。
この7パターンを使いこなすことで、
・伝わる文書
・行動を促す文書
・感情を動かす文書
・興味関心を惹きつける文書
などを書くことが出来るようになります。
(1)ゴールデンサークル
ゴールデンサークルとは、サイモン・シネック氏が「優れたリーダーはどうやって行動を促すのか?」
というプレゼンの中で提唱した理論です。
この理論では、
①なぜ(目的・理由)
②どうやって(取り組み方・手段)
③何を(具体的方法)
この順番に沿って文章を構成していきます。
(例)
1・なぜ副業が必要なのか?その理由とは?
「バブル崩壊でデフレが続く中、賃金が上がらず、年金制度も崩壊し始めてる中、
自分で老後の資金を貯めるのに会社の賃金だけでは足りないから」
2・どうやって副業すればいいのか
「おすすめは、インターネットビジネスです。特にオススメなのが転売です」
3・具体的に何をするのか?
「まず、家の中の不用品を探します。それをメルカリやYahooオークションで売ります。」
このような流れになるでしょうか。
(2)PREP法
PREP法は以下の頭文字をとった文章構成になります。
①Point(要点・結論)
②Reason(理由)
③example(事例・証拠)
④Point(要点・結論)
冒頭で結論から入り、次にその結論に至るだでの理由を述べます。
その理由に説得力を待たせるために事例紹介や証拠を提示し、
最後に、まとめとして結論を述べる。というものです。
(例)
1・Point(要点・結論)
「アフィリエイトで稼ぐならメルマガをやるべきです」
2・Reason(理由)
「なぜなら、メルマガはSEOやプラットフォームなどの外的要因の影響を
受けにくく安定性が抜群だからです。」
3・Example(事例・証拠)
「私のサイトがGoogle検索で表示されなくなりましたが、売上には影響しませんでした。」
4・Point(要点・結論)
「つまり、外部の要因に影響されず、安定的に収益を上げたいなら、
メルマガが一番です」
このような流れで説明していきます。
(3)SDS法
①Summary(文章のテーマ)
②Details(テーマの詳細な説明)
③Summary(文章全体のまとめ)
PREP法をもっとシンプルにした形です。
(例)
1・Summery(文章のテーマ)
「今回は、メルマガで稼ぐために必要な3つのスキルを解説します。」
2・Details(詳細)
「その3つのスキルがこれです。①、②、③、では1つづつ解説していきます」
3・Summery(文章全体のまとめ)
「以上がメルマガで稼ぐために必要なスキルになります。
必ず身に付けていきましょう」
こんな感じです。
(4)PPCの法則
①Promise(約束する)
②Proof(証拠・説明)
③Call to Action(行動の呼びかけ)
読み手に何かしらの行動を促したい場合に効果的です。
(例)
1・Promise(約束)
「必ず、痩せます。」
2・Proof(証拠)
「○○さんの Before、After」
3・Call to Action
「さあ、あなたも」
あの有名なライザップのCMが、この手法ですよね。
(5)PASONAの法則
①Problem(問題提起)
②Affinity(共感・親近感)
③Solution(解決策の提示)
④Offer(提案)
⑤Narrow Down(限定性・緊急性)
⑥Action(行動喚起)
PASONAの法則はセールスシナリオで最も有名な型の1つです。
セールスレターやCMなどで活用されています。
(例)
1・Problem(問題提起)
「年を取ると代謝が悪くなり太りやすくなりますよね」
2・Affinity(共感・親近感)
「運動したくても仕事や子育てが忙しくて時間がない。
多くの人が同じ悩みを抱えています」
3・Solution(解決策)
「そんなアナタにオススメなのがコレ!」
4・Offer(提案)
「アメリカの有名大学で研究開発されたこのサプリ。
飲むだけで脂肪燃焼効果を30%もアップ!
さあ、あなたも試してみませんか?」
5・Narrow Down(限定性・緊急性)
「今から30分間に限り、30% OFF! 」
6・Action(行動喚起)
「今なら送料無料!お申し込みはこちら。」
どこかで見た事、聞いたことありませんか?
(6)成功ストーリー
ストーリー(物語)は人の興味を引き、
信じられやすいという特徴があります。
小説や映画、漫画などが多くの人に読まれるのも、ストーリーの力によるものと言えるでしょう。
さまざまなストーリー構成がありますが、情報発信に適しているのは以下の型かもしれません。
①悩みが解決した状態
②悩んでいた過去の自分
③解決策を発見
④理想を手に入れた現在の自分
(例)
1・悩みが解決した状態
「英語をペラペラ話している映像」
2・悩んでいた過去の状態
「英語が苦手で、話せなかった映像」
3・打開策を発見
「○○ラーニングで英語を聞くだけの映像」
4・再度、現在の理想的な映像
「1と同じ映像」
このようにストーリー仕立てにする。
映像にも出来るし文章にも出来ます。
これも、どこかで見たCMでしょう?
(7)認知的不協和
出だしで一気に読み手を引きつけ、そのまま文章につなげるやり方です。
①常識を再確認する
②常識を覆す
③新しい常識を伝える
例えば、
①「常識を覆す」
「とにかくフォロワーを1万人以上集めないとアフィリエイトで収益を上げられないと思ってませんか?」
②「常識を覆す」
「実はフォロワーが0でも収益を上げることが出来るんです」
③「新しい常識を伝える」
「稼いでるアフィリエイターは、メルマガ登録から、スッテプメールを経由して、
ランディングページへ誘導しアフィリエイトしてるんですよ。だから、フォロワーの数は
関係無いんです」
この型は一般常識とかけ離れた内容を伝えて興味・関心を惹きつけるのがPointなります。
今まで7つの型を紹介しましたが、これらを組み合わせてみるのも面白いかみしれません。
型を意識しながら書いてみることで、読み手に伝わりやすい説得力のある文章になるかと思います。
一度に全てを覚えて使いこなすのは大変ですので、
まずは、1つ意識して使ってみましょう。
慣れてきたら、少しづつバリエーションを増やしていきましょう。
以上になりますが、少しでもアナタのWEBライティングのお役に立てれば幸いです。